◆フィギュアスケート ▽世界選手権代表選考会 全日本選手権 最終日(22日、大阪・東和薬品ラクタブドーム)
女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)4位で、2022年北京五輪団体銀メダルの樋口新葉(ノエビア)は135・35点、合計206・40点で3位。2021年大会以来、3年ぶりに全日本の表彰台に上がった。
途中、3回転サルコーが2回転になるも、全てのジャンプを降りて、全て出し切った。最後は氷上に座り、動けなかった。「滑り終わったあとはもう本当に、全部出し切ったっていう感じで立ち上がれなかった」と語った。
久しぶりに帰ってきた全日本の表彰台。「自分が最後に表彰台乗ってからジュニアの選手だったりとかレベルがすごく上がっている中で、今回自分が休養を挟んでからこういう結果を残せたっていうのはすごくうれしい。もっとできるなという印象を持って大会を締めくくったので、次にも全然ほんとに次に繋がる試合になった」と明るく話した。
20日のSPでは、演技途中に右足をつる“アクシデント”も、意地で通しきり、国際スケート連盟(ISU)非公認ながら今季ベストの71・05点をマークし、良い流れのままフリーを迎えていた。