今季最強の寒波襲来で各地で大雪に 山形の旅館で3mの積雪も…除雪中の事故も相次ぐ 気象庁は「不要不急の外出控えて」と呼びかけ【news23】(TBS NEWS DIG Powered by JNN) – Yahoo!ニュース

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日本列島に襲来した今シーズン最強の寒波。山形県西川町の旅館では、雪の高さがおよそ3メートルに達しました。この寒波の影響で10日にかけ警報級の大雪になるおそれがあり、気象庁と国交省は「不要不急の外出を控えて」と呼びかけています。 報告 「JR米沢駅前です。午後7時現在、水を含んだ大粒の雪が降っています。また路肩に寄せられた雪は私の身長165センチを超えています」 一面、銀世界に染まった山形県米沢市。雪が降り続いた市内では、午後2時ごろから気温が氷点下の寒さに。雪が降る中、傘を手に家路を急ぐ人の姿が見られました。 高校生 「雪が降ると路面も歩きにくくなるし、学校に行くときも大変になる。あんまり降らないでほしい」 記者 「新潟県魚沼市です。午後7時を回りまして、また大粒の雪が降ってきました」 8日、全国で最も雪が降ったのは新潟県魚沼市。午後7時までの24時間に61センチの降雪を観測しました。 日本列島に襲来している今シーズン最強の寒波。8日は北日本から西日本の広い範囲で大雪になりました。 24時間に27センチの雪が降った新潟県妙高市。市内の温泉旅館では、宿泊する外国人客が2階の窓から身を乗り出し、スコップで雪を掘っていました。 外国人客 「(Q.何をしているんですか?)雪が部屋に入ってくるんだよ」 年末から続く災害級の大雪で建物の倒壊などの被害が相次いでいる青森県では… 記者 「こちらの住宅なんですが、地面から高く雪が積み上がっていて、壁にもたれかかるようになっています。屋根には雪が高く積み重なっています。その重みで、ひさしが折れ曲がってしまったということなんです」 こちらの家に一人で住む89歳の女性は雪かきが出来ず、一時、家から出られなくなっていたと言います。 女性(89) 「夕べ、そこだけ、ずっとここまで(雪を)かいてもらって。壊れたんだよ雪で。仕方がないんだよね」 県内の業者には雪下ろしの依頼が相次いでいますが、人手が足りず、作業は追いついていない状況です。 青森県内では、除雪に伴う事故でこれまでに4人が死亡。91人がけがをしたということです。また、北海道・岩見沢市でも雪下ろしをしていた男性が屋根から転落し、心肺停止の状態です。 命を脅かすほどの危険な雪。この雪は10日にかけ本州の日本海側を中心に降り続く予想で、西日本の平地でも大雪になるおそれがあります。 この事態に気象庁と国交省は8日、緊急会見を開き、不要不急の外出を控えるよう呼びかけました。 国土交通省水管理・国土保全局 西澤賢太郎 防災課長 「車両の立ち往生、道路の通行止め、公共交通機関の大幅な遅延や運休が発生するおそれがある。不要不急の外出は控える。予定を変更する事もお考えください」 北陸・東北・東海では、9日夕方までに予想される24時間の降雪量が多いところで70センチに上る地域もあり、警戒が必要です。 9日以降もまとまった雪が見込まれている石川県・能登地方。まだ地震の爪痕が残る輪島市では、深夜から雪が降り続き、仮設住宅で暮らす被災者らが雪かきに追われました。 仮設住宅に住む男性 「ここは除雪機が入らないし、手作業でするしかない。今年は雪が多そうやし、どうなるかなって思って」 地震で液状化などの被害が出た内灘町。一部の地域では、雪を溶かすための水をくみ上げる配管が破損したままで、融雪装置が稼働できない状況だと言います。 内灘町の住民 「自分らのところは自分らで除雪するしかない」 大雪による交通への影響も。東海北陸道では、飛騨清見インターチェンジと郡上市の白鳥インターチェンジの間の上下線が通行止めに。通行止め解除の見通しは立っていないということです。 寒波のピークは10日にかけてですが、その後の3連休も東京・大阪などの太平洋側で雪になる可能性があります。

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