人気アイドルグループ・乃木坂46の与田祐希(24)が5日、公式ブログを更新。「2月22日、23日 みずほPayPayドーム福岡での卒業コンサートをもちまして乃木坂46を卒業します!」と発表した。 福岡・志賀島出身の与田は、2016年9月に乃木坂46の3期生オーディションに合格。17年8月の18枚目シングル「逃げ水」ではダブルセンターの一人に抜てきされるなど、フロントメンバーとして活躍。ドラマ「量産型リコ」(テレビ東京系)で主演するなど女優業のほか、ファッション誌「MAQUIA」「bis」のレギュラーモデルも務めている。 与田は「もともと何があっても5年は絶対に続けるという覚悟で乃木坂46に加入して、今年で9年目になりました」と振り返り、「こんなに長く物事が続いたのは私史上初めてです!そしてここまで続けてこられたのは家族、ファンの皆様、メンバー、スタッフさん 乃木坂46に入った事で出会えた数えきれない大切な人たちのお陰です。まずはそんな皆さんに心から感謝を伝えたいです。本当にありがとうございました!」と感謝をつづった。 昨年大みそかのNHK紅白歌合戦で節目となる10回目の出場を果たした乃木坂46。23年で2期生までが全員卒業。3~5期生が構成するグループにあって、3期生の与田は〝お姉さん〟として後輩たちに良きバトンタッチをするために、積極的に交流していたという。 「大所帯の人気アイドルグループで課題になるのが〝世代交代〟。与田は後輩を食事に誘ったり、助言したり相談に乗るようになっていった。積極的に後輩と交流するようになっていったのは、卒業を意識して自分が学んできたことを伝え、〝乃木坂46イズムをつないでいく〟ことを大切にしていたから」(芸能プロ関係者) 与田自身も1期生の齋藤飛鳥ら先輩たちに同じように支えられてきた〝恩〟を大切にしており、〝恩送り〟という乃木坂46の一つの伝統を継承しようとしていたとか。 今年6期生の加入も控えるグループ。昨年末に同じ3期生の向井葉月が卒業したばかりで、今後の〝卒業ラッシュ〟を心配するファンも多いが、与田はしっかりバトンをつないでいるようだ。
東スポWEB