ザック・セイバーJr.がIWGP王座V3!オカダ以来の20代王者狙った海野翔太をセイバードライバー葬「まだまだエースではない」(デイリースポーツ)|dメニューニュース

ザック・セイバーJr.の関節技に苦しむ海野翔太(撮影・金田祐二)

「プロレス・新日本」(4日、東京ドーム) IWGPヘビー級王座戦が行われ、王者ザック・セイバーJr.が挑戦者海野翔太を43分44秒、セイバードライバーからの片エビ固めで破り、3度目の防衛に成功した。海野はオカダカズチカ以来の20代でのIWGP王座戴冠はならなかった。 序盤からザックの巧みな関節技を仕掛けていくが、海野もしっかり対応。その後はザックが主導権を握ったが、海野はエプロンサイドへのDDTから反転攻勢。場外戦でも鉄柵を使ってのDDTを敢行し、観客からは海野へのブーイングも巻き起こった。 中盤からはザックが多彩な関節技で海野を消耗させていったが、三角絞めを強引に返して窮地を脱した。25分過ぎから激しい攻防の中で、ザックドライバーを何とか返した海野はデスライダーで逆襲したが、耐えたザックが足関節で怒濤(どとう)の攻め。膝十字から膝四の字固めへの移行に、海野はもん絶しながらもタップせず、なんとかロープに逃げた。

その後はザックの地獄の膝攻めを耐え抜き、雪崩式デスライダーで海野ペースに。ラフファイトでブーイングを浴びながらも勝利への執念をみせたが、最後は王者がゴッチ式パイルドライバーからセイバードライバーで決着となった。ザックは海野に「まだまだエースではない。頑張って」と声を掛けた。

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