愛犬デコピンを抱く大谷翔平と妻・真美子さん(共同)
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手(30)は28日(日本時間29日)、自身のインスタグラムで夫人の真美子さん(28)が第1子を妊娠したことを公表した。愛犬のデコピンと子供用のピンク色の服と靴、エコー画像の写真を添え「もうすぐ私たちの家族に『リトルルーキー』が加わるのが待ち切れない!」と投稿した。2月下旬に結婚を発表し、ドジャース移籍1年目で苦楽を共にした夫妻。新年を前におめでたい話題を届けた。
電撃的なニュースが世界中を駆け巡った。大谷が自身のインスタグラムを更新し、真美子さんの妊娠を公表。愛くるしい表情を浮かべる愛犬デコピン、ピンク色のベビー服と水色の靴、そしてエコー画像の写真を投稿した。
「Can’t wait for the little rookie to join our family soon!(もうすぐ私たちの家族に『リトルルーキー』が加わるのが待ち切れない!)」
英文で興奮と幸せに満ちた感情を表現した大谷。今年2月28日にインスタグラムで結婚を発表し、同29日には将来的に子供を授かることについて「もちろんそうなればいい。自分以外のことは言うとかなわない気がするので、あまり言いたくないという感じですかね」と明かしていた。妊娠発表は結婚発表からちょうど10カ月後となった。
激動の1年を二人三脚で乗り越えた。10年総額7億ドル(約1015億円=為替レートは入団合意時)でドジャースに移籍し、開幕直後に違法賭博事件で元通訳が球団を解雇された。大谷も対応に追われ「睡眠が足りていない日が続いていた」と吐露。「隣に誰かいるかどうかはだいぶ違う。いてくれて良かったなと思うときはあった」と支えを実感した。
史上初の「50本塁打、50盗塁」を達成し、2年連続の本塁打王と初の打点王を獲得。ナショナル・リーグの最優秀選手(MVP)に輝いた。ワールドシリーズを制した後の会見では「感謝しかない。長いシーズンに僕は慣れているけど、彼女はそうではない。これだけ長いシーズンを支えてもらったというのは感謝している」と元バスケットボール選手の愛妻への思いを口にしていた。